電光石火カープ日本一

カープのことを綴る

流れを引き込んだ勝利

 これまでのカープであれば、七回の

ワンアウト満塁で点を取られ、八回のツーアウト三塁で、パスボールがあったりしていただろう。


七回、大盛からの坂倉のタイムリー。若い起用が、野球の神様を仲間にひきこんだのだろう。ストライクが入れば大盛は、打ち取られていたが、そうさせなかったのは、気迫が藤川に伝わっていたから。坂倉も真っ直ぐを投げられていれば空振りであったところ、スイングの鋭さが変化球のサインをださせたのであろう。


流れを引き込んむのも全てどう動いたかである。勝つために一人一人がどう動くか。みんなの野球への姿勢が良くなっていることが現れた試合であった。


逆に巨人は、増田をピッチャーにしてから中日に連敗。作戦としては、問題ない。原の言っていることは、理にかなっている。相手も理解できていると思う。ただ、それをされた阪神は、いい思いはしていない。次からは、全部勝つ、同じような展開にしてやる、今度は、ボコボコにしてやると思うだろう。他のチームも同じように考えないとプロのチームではない。巨人は、自ら、ビハインドゲームのピッチャーの弱さを示したことの同じなのだから。


そういう意味では絶対にしてはいけない采配であった。原の今年の最悪手である。


カープは、そういう隙を見せないで前ん向いたプレー、同じ方向を向いて頑張ってもらいたい。


これからが楽しみな8月戦線である。